電力原単位・エネルギー原単位計算ツール
生産数量と使用電力量から、電力原単位(kWh/個)、1 kWhあたり生産量、任意の電力単価による円/個、入力した基準原単位との差を概算します。 生産ロット、ライン、期間ごとのエネルギー原単位を一次確認し、OEEやライン能力、設備電気代の確認へつなげるためのページです。
このページは生産数量と電力量の単純な割り算を整理するものです。料金プラン、デマンド料金、CO2報告、投資判断、法令報告、補助金判断には使わないでください。 比較する場合は、期間、製品範囲、測定点、製品ミックスをそろえてください。
生産量と使用電力量の入力
計算結果
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このページで見ている指標
電力原単位は、同じ期間・同じ製品範囲の使用電力量を生産数量で割った指標です。 kWh/個が小さいほど、入力条件上は1個あたりの電力量が小さいことを示します。 ただし、製品ミックス、立上げ停止、待機電力、測定範囲、季節差が違う場合は、同じ条件に補正してから比較してください。
電力単価を入力した場合は円/個も概算しますが、料金プランやデマンド料金を選ぶものではありません。 基準原単位との差は入力した基準値との比較であり、改善余地や投資効果を確定するものではありません。
使用式
- 電力原単位 = 使用電力量 kWh / 生産数量
- 1 kWhあたり生産量 = 生産数量 / 使用電力量 kWh
- 概算電気代 = 使用電力量 kWh × 電力単価 円/kWh
- 電気代原単位 = 概算電気代 / 生産数量
- 基準原単位との差 = 電力原単位 - 基準原単位
- 基準との差率 = 基準原単位との差 / 基準原単位
- 基準換算の電力量差 = 使用電力量 - 基準原単位 × 生産数量
計算例
生産数量10,000個、使用電力量5,200 kWh、電力単価22円/kWh、基準原単位0.45 kWh/個の場合。 電力原単位は0.520 kWh/個、1 kWhあたり生産量は1.92 個/kWh、電気代原単位は11.44 円/個、概算電気代は114,400 円です。 基準原単位との差は+0.070 kWh/個、基準との差率は+15.56 %、基準換算の電力量差は+700.0 kWh、費用差は+15,400 円です。
入力値の注意点
- 生産数量と使用電力量は、同じ期間、同じライン、同じ製品範囲、同じ測定点でそろえてください。
- 電力量計の範囲に空調、照明、共通ユーティリティ、待機電力が含まれるかを確認してください。
- 製品ミックス、ロットサイズ、立上げ停止、段取り、季節差が大きい場合は、単純比較だけでは原因を判断できません。
- 電力単価は手元の概算値です。契約、燃料費調整、再エネ賦課金、税、時間帯別料金、デマンド料金は別に確認してください。
- 基準原単位は比較用の入力値です。低い値を入れても、実際に到達できることや費用を減らせることは示しません。
他の設備・エネルギー計算との違い
OEE計算は、停止、速度、品質のロスを分けて設備効率を見ます。 ライン能力・ボトルネック計算は、工程サイクルタイムから静的な能力差を見ます。 停止時間損失計算は、停止時間を金額影響として概算します。 このページは、生産数量を分母にしてエネルギー原単位を見ます。
設備の入力電力、年間運転時間、負荷率から電気代を見たい場合は、設備電気代計算を使ってください。 複数の電気代・省エネ関連ページを選ぶ場合は、設備電気代・省エネ効果の比較ガイドや省エネ・運転費計算まとめから確認できます。
FAQ
- 電力原単位とエネルギー原単位は同じですか。
- このページでは電力量kWhを生産数量で割るため、電力原単位を中心に扱います。燃料や蒸気を含む総エネルギー原単位は、対象範囲を別途そろえる必要があります。
- 円/個を出せば製品原価として使えますか。
- そのまま製品原価には使えません。ここでの円/個は、入力した電力量と単価だけから見た概算で、労務費、材料費、共通費、契約条件は含みません。
- 基準との差がマイナスならよい状態と言えますか。
- 入力した基準より小さいという算術結果です。測定範囲、製品ミックス、稼働条件が同じかを確認してから解釈してください。
- CO2排出量や法令報告に使えますか。
- 使えません。このページはCO2係数、法令報告、補助金、公式のエネルギー管理報告を扱いません。