測定データ要約計算ツール

測定値の一覧から、データ数、最小値、最大値、範囲、合計、平均、標本分散、標本標準偏差、母分散、母標準偏差を計算します。 Cp/Cpk、Ppk、管理限界、Xbar-R管理図へ進む前に、手元の測定データの中心とばらつきを一次整理するためのページです。

このページは記述統計の整理用です。正規性、工程能力、管理状態、測定システムの適合、受入、出荷、監査適合、合否判断を決めるものではありません。

測定データ要約の入力

1行1値、またはカンマ・読点・タブ・空白区切りで入力してください。単位文字、%記号、指数表記、3桁区切りカンマは使わないでください。 入力例: 10.1、10.0、10.2、9.9、10.3。単位文字は入れないでください。

計算結果

-

使用式

  • データ数 n = 入力した測定値の個数
  • 範囲 = 最大値 - 最小値
  • 平均 = 測定値の合計 / n
  • 偏差平方和 = 各測定値から平均を引いた値の2乗の合計
  • 標本分散 = 偏差平方和 / (n-1)。n=1では算出しません。
  • 標本標準偏差 = 標本分散の平方根
  • 母分散 = 偏差平方和 / n
  • 母標準偏差 = 母分散の平方根

計算例

10.1、10.0、10.2、9.9、10.3の5点を入力すると、データ数 n は5、最小値は9.900、最大値は10.300、範囲は0.400、平均は10.100です。 標本分散は0.025000、標本標準偏差は0.158、母分散は0.020000、母標準偏差は0.141です。

n=1の入力では、平均、最小値、最大値はその1点と同じ値になります。 ただし標本分散と標本標準偏差はn-1で割る定義のため算出せず、母分散と母標準偏差は0として表示します。

どの品質計算へつなげるか

測定値の一覧から平均や標準偏差を得ても、それだけで次に使う指標は決まりません。 短期・工程内のばらつきとして扱うのか、長期・全体のばらつきとして扱うのか、合理的なサブグループで集めたデータなのかを分けてください。

入力値の注意点

  • 測定値は最大2,000個まで入力できます。
  • 負の値は入力できますが、単位、%記号、NaN、Infinity、指数表記、真偽値、3桁区切りカンマは受け付けません。
  • 1,234のような3桁区切りは「1」と「234」の2値に見えるため、このページでは使わないでください。
  • 製品、ロット、ライン、シフト、測定方法、期間が混ざると、平均や標準偏差の意味が変わります。
  • このページの結果だけで、Cp/Cpk、Ppk、管理限界、合否判定を決めないでください。

FAQ

標本標準偏差と母標準偏差のどちらを見ればよいですか。
測定データの扱いによります。工程能力や工程管理に使う標準偏差は、短期・長期、工程内・全体、サブグループ条件を別に確認して決めてください。
n=1でも計算できますか。
できます。平均、最小値、最大値、範囲、合計、母分散、母標準偏差は表示しますが、標本分散と標本標準偏差は算出しません。
この結果で正規性や工程能力を判断できますか。
判断できません。このページは記述統計を整理するだけで、正規性、工程能力、管理状態、測定システムの適合は判定しません。
単位つきの値を貼り付けられますか。
貼り付けられません。10.2 mm、10%、1e3のような入力は受け付けません。単位をそろえた数値だけを入力してください。