生産達成率・必要ペース計算ツール
計画数量、実績数量、経過時間、任意の残り時間を入力して、生産達成率、残数量、現在ペース、残り必要ペース、必要サイクルタイム相当を概算します。 進捗会議や現場確認で、計画対実績を同じ期間・同じ数量単位で一次確認するためのページです。
このページは入力値だけを使う算術チェックです。納期保証、人員配置、残業判断、投資判断、複数ラインのスケジューリングには使用しないでください。 休憩、段取り、停止、品質ロス、製品ミックス、バッファ、下流工程の制約は別に確認してください。
計画対実績の入力
計算結果
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このページで見ていること
生産達成率は、実績数量を計画数量で割った値です。残り時間を入力した場合は、残数量をその時間で割り、計画数量へ近づくための残り必要ペースを計算します。 現在ペースは、これまでの実績数量を経過時間で割った値なので、残り時間の中でも同じペースが続くとは限りません。
実績数量が計画数量を超えている場合は、達成率が100%を超え、残り必要ペースは0として扱います。 その場合も、計画数量と実績数量の対象期間やカウント定義が同じかを先に確認してください。
使用式
- 生産達成率 = 実績数量 / 計画数量
- 残数量 = max(計画数量 - 実績数量, 0)
- 現在ペース = 実績数量 / 経過時間 min × 60
- 現在サイクルタイム相当 = 経過時間 min / 実績数量
- 残り必要ペース = 残数量 / 残り時間 min × 60
- 必要サイクルタイム相当 = 残り時間 min / 残数量
- 現在ペース継続時の予測数量 = 実績数量 + 現在ペース / 60 × 残り時間 min
計算例
計画数量1,000個、実績数量640個、経過時間300分、残り時間180分の場合、生産達成率は64.00 %、残数量は360個です。 現在ペースは128.0 個/h、残り必要ペースは120.0 個/h、必要サイクルタイム相当は0.500 min/個です。 入力値上は、現在ペースを続けたときの予測数量は1,024.0 個になります。
計画数量1,000個、実績数量500個、経過時間300分、残り時間120分の場合、現在ペースは100.0 個/h、残り必要ペースは250.0 個/hです。 この差だけで残業や人員を決めず、停止、品質ロス、段取り、工程制約を別に確認してください。
入力値の注意点
- 計画数量と実績数量は、同じ期間、同じライン範囲、同じ数量単位でそろえてください。
- 経過時間は、実績数量を数えた期間に対応する実際の経過時間を入力してください。
- 残り時間を空欄にすると、残り必要ペースと予測数量は算出なしになります。空欄を0分として扱いません。
- 単一ライン相当の簡易計算です。複数ライン、複数品種、バッファ、待ち行列、下流工程の制約は扱いません。
- 必要ペースは入力値上の目安です。納期回答、残業、人員配置、設備投資の判断には使わないでください。
他の設備計算との違い
タクト・サイクルタイム計算は、稼働可能時間と必要生産数から必要ペースや概算能力を見ます。 ライン能力・ボトルネック計算は、工程ごとのサイクルタイムから静的な工程制約を見ます。 このページは、すでに進んでいる生産の計画対実績と残り必要ペースを、現場の入力値から一次確認するためのページです。
達成率が低い理由を分けたい場合は、OEE計算、停止時間損失計算、 チョコ停・短停止ロス計算も合わせて確認してください。
FAQ
- 生産達成率とは何ですか。
- 計画数量に対して、現時点の実績数量がどこまで進んでいるかを見る割合です。このページでは、実績数量 / 計画数量で計算します。
- 実績数量が計画数量を超えている場合はどう見ますか。
- 達成率は100%を超え、超過数量を表示します。対象期間やカウント定義がそろっているかを確認してから見てください。
- この結果で残業や人員配置を決められますか。
- 決められません。必要ペースは入力値だけの計算であり、休憩、段取り、停止、品質ロス、作業者条件、日程制約を含みません。
- タクトタイム計算との違いは何ですか。
- タクトタイム計算は必要数と稼働時間から目標ペースや能力差を見ます。このページは、実績が出始めた後の計画対実績と残り必要ペースを見ます。
- 必要ペースが現在ペースより高い場合は何を確認しますか。
- OEE、停止時間、短停止、ライン能力、歩留まり、スクラップ・手直しコストなどを確認し、どこで差が出ているかを分けてください。