排水負荷量比較ツール

シナリオAとシナリオBの排水濃度 mg/L、排水量 m3/day、比較期間を入力して、日負荷量、期間負荷量、日負荷差、AからBへの削減量・削減率を比較します。 濃度だけでは見落としやすい、流量を含めた負荷量の変化を一次確認するためのページです。

この計算は濃度と流量の算術比較です。排水基準、許認可、届出、処理の可否、希釈の扱いは判定しません。

排水シナリオの入力

シナリオAとBは同じ物質・同じ比較期間・同じ単位でそろえてください。改善前後の比較にも、2つの代替条件の比較にも使えます。

計算結果

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濃度だけでなく流量も見る理由

排水負荷量は、濃度と流量の積で決まります。 濃度が下がっても流量が大きく増えれば、kg/dayとしての負荷量は増えることがあります。 逆に、濃度が上がっても流量が大きく下がれば、負荷量は下がる場合があります。

このページは、シナリオAとシナリオBを同じ期間と単位で並べて、濃度変化と流量変化の両方を確認するためのものです。 測定値の代表性、採水方法、集計期間、工程変動は別途確認してください。

使用式

  • シナリオA 日負荷量 kg/day = A濃度 mg/L × A排水量 m3/day / 1000
  • シナリオB 日負荷量 kg/day = B濃度 mg/L × B排水量 m3/day / 1000
  • 日負荷差 B-A = シナリオB 日負荷量 - シナリオA 日負荷量
  • 日負荷削減量 A-B = シナリオA 日負荷量 - シナリオB 日負荷量
  • 期間負荷量 = 日負荷量 × 比較期間
  • A基準の削減率 = 日負荷削減量 A-B / シナリオA 日負荷量

計算例

シナリオAが120 mg/L、300 m3/day、シナリオBが80 mg/L、250 m3/day、比較期間30日の場合、 シナリオAの日負荷量は36 kg/day、シナリオBの日負荷量は20 kg/dayです。 日負荷差B-Aは-16 kg/day、AからBへの日負荷削減量は16 kg/day、期間負荷削減量A-Bは480 kg、A基準の削減率は約44.4 %です。 ただし、この削減率は処理の十分性、許認可条件、報告可否を示すものではありません。

入力値の注意点

  • シナリオAとシナリオBは、同じ物質、同じ濃度単位、同じ流量単位で入力してください。
  • 期間負荷量を見る場合は、比較期間の日数を同じ意味でそろえてください。
  • 瞬間値、日平均、月平均、バッチ排水の値を混在させると、比較の意味が変わります。
  • 降雨、希釈水、製品切替、処理条件の変動がある場合は、代表値の取り方を別途確認してください。
  • A基準の削減率がプラスでも、処理が十分であること、許認可条件を満たすこと、届出・報告に使えることを示すものではありません。
  • このページでは排水基準値との比較、届出書類の作成判断、処理方式の選定は行いません。

FAQ

濃度が下がっていれば負荷も下がりますか。
必ずしも下がりません。流量が増えると、濃度が下がってもkg/dayの負荷量が増える場合があります。
AからBへの削減量がプラスなら処理として十分ですか。
このページでは判定できません。処理条件、測定方法、集計期間、許認可条件、報告ルール、社内ルールは別途確認してください。
シナリオAの負荷量が0の場合、削減率が算出なしになるのはなぜですか。
基準となる負荷量が0のため、比率として割り算できず、削減率は算出なしになります。日負荷量と期間負荷量の絶対値で確認してください。
単一条件だけを計算したい場合はどうすればよいですか。
排水負荷量計算ツールを使うと、1つの濃度・流量条件からkg/day、kg/month、kg/yearを確認できます。