歩留まり・RTY計算ツール
投入数、初回良品数、手直し後良品数、最終ロス数、工程別歩留まりから、直行率、最終歩留まり、RTY(累積歩留まり)、目標良品数に必要な投入数を概算します。 不良ppmやOEEの品質率とは別に、工程内の歩留まりを一次確認するための計算ページです。
このページでは、入力された数量と工程別歩留まりにもとづく一次確認を行います。出荷可否、顧客受入、監査、工程リリース、合否の判断には使わないでください。
歩留まり・RTYの入力
計算結果
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歩留まりとRTYの見方
直行率は、ここでは「初回良品数 ÷ 投入数」として扱います。 最終歩留まりは、初回良品数と手直し後良品数を足した最終良品数を投入数で割った値です。 RTYは、工程が直列につながっている前提で、各工程歩留まりを掛け合わせた値です。
数量から見た最終歩留まりと、工程別の%から計算したRTYは、対象期間、製品、工程範囲、集計ルールが違うと一致しません。 比較するときは、投入の範囲、初回良品の定義、手直しの扱い、最終ロスの分類をそろえてください。
使用式
- 最終良品数 = 初回良品数 + 手直し後良品数
- 初回ロス数 = 投入数 - 初回良品数
- 直行率 / 初回歩留まり = 初回良品数 / 投入数
- 最終歩留まり = 最終良品数 / 投入数
- RTY = 各工程歩留まりを小数にして掛け合わせた値
- 目標良品数に必要な投入数 = 目標良品数 / RTY
計算例
投入数1,000、初回良品数930、手直し後良品数40、最終ロス数30の場合、直行率は93.00 %、最終歩留まりは97.00 %です。 工程別歩留まりがCutting 98 %、Assembly 96 %、Inspection 99.5 %の場合、RTYは93.61 %です。 目標良品数500に対する必要投入数は約534.13個、切り上げでは535個です。
不良ppm・OEEとの違い
- 不良ppmは、検査数と不良数から観測不良率をppmで表す計算です。
- 不良カテゴリParetoは、工程内の不良分類を件数順と累積比率で整理する計算です。
- OEEの良品率は、設備効率の中で品質ロス時間を分けるための入力です。
- このページは、初回良品、手直し後良品、工程別歩留まりから、直行率とRTYを一次確認します。
入力値の注意点
- 初回良品数、手直し後良品数、最終ロス数の合計が投入数と一致するように入力してください。
- 工程別歩留まりは2〜10工程まで入力できます。0%以下や100%超の値は使えません。
- RTYは単純な直列工程の掛け算です。手直しループ、再投入、補充投入、並列ライン、製品ミックスは含みません。
- 必要投入数は概算です。納期、在庫、要員、コスト、出荷数量の判断には別途現場データを確認してください。
FAQ
- 直行率と最終歩留まりは何が違いますか。
- 直行率は初回で良品になった数を投入数で割った値です。最終歩留まりは、手直し後に良品になった数も含めた最終良品数を投入数で割った値です。
- RTYは何を表しますか。
- 直列工程の各工程歩留まりを掛け合わせた累積歩留まりです。各工程で少しずつロスがある場合、最終的にどの程度残るかを一次確認できます。
- 数量からの最終歩留まりとRTYが一致しないのはなぜですか。
- 対象期間、工程範囲、製品、手直しの扱い、工程別歩留まりの集計方法が違うと一致しません。比較する前に入力データの定義をそろえてください。
- この結果で出荷や合否を判断できますか。
- できません。このページは工程内の一次確認用です。最終判断では社内基準、顧客要求、検査条件、品質保証部門の判断を確認してください。