片側工程能力計算ツール

上限だけ、または下限だけで管理する仕様に対して、平均値と標準偏差からCpu、Cpl、Ppu、Pplを計算します。 上限のみの寸法、下限のみの強度、片側だけが問題になる品質特性の一次確認に使えます。

このページは片側仕様に対する余裕を概算するためのツールです。品質保証、出荷可否、監査適合、顧客承認の判断には使わないでください。

片側工程能力の入力

計算結果

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片側工程能力の見方

片側工程能力は、仕様限界までの距離を標準偏差の3倍で割って求めます。 上限だけが意味を持つ場合はCpuまたはPpu、下限だけが意味を持つ場合はCplまたはPplとして読みます。

  • Cpu/Cpl: 短期または工程内の標準偏差を使う片側工程能力です。
  • Ppu/Ppl: 長期または全体の標準偏差を使う片側工程性能です。
  • 推定片側外れppm: 正規分布を仮定して、仕様限界を片側で外れる割合をppmに換算した概算です。

使用式

  • Cpu = (USL - 平均値) / (3 × 標準偏差)
  • Cpl = (平均値 - LSL) / (3 × 標準偏差)
  • Ppu/Pplは、短期標準偏差ではなく長期または全体の標準偏差を使って同じ式で計算します。
  • 推定片側外れppm = 片側外れ率 × 1,000,000

計算例

上限仕様50、平均値46、標準偏差1.2のとき、上限までの距離は4です。 Cpuは4 ÷ (3 × 1.2) = 1.11となり、正規分布を仮定した推定片側外れは約429 ppmです。

入力値の注意点

  • 仕様限界、平均値、標準偏差は同じ単位で入力してください。
  • 標準偏差は0より大きい値が必要です。
  • 上限仕様では平均値が上限を超えると指数は負になります。下限仕様では平均値が下限を下回ると指数は負になります。
  • 片側仕様が本当に妥当か、両側仕様や工程管理上の制約が別にないかを確認してください。

FAQ

片側工程能力はCpkと何が違いますか。
Cpkは上限と下限の両側仕様を前提にします。片側工程能力は、上限のみ、または下限のみが意味を持つ仕様に対して余裕を見る指標です。
CpuとPpuはどう使い分けますか。
Cpuは短期または工程内のばらつき、Ppuは長期または全体のばらつきを使うときに読みます。どちらを使うかは社内基準やデータ取得条件に合わせてください。
推定片側外れppmは実際の不良率ですか。
実際の不良率そのものではありません。正規分布と入力した標準偏差を仮定した概算なので、実測不良、サンプル数、工程安定性とは別に確認してください。
指数が負になった場合はどう見ればよいですか。
平均値が片側仕様限界を超えている状態です。計算結果だけで判断せず、入力値、測定条件、工程状態、仕様設定を優先して確認してください。