タクトタイム・サイクルタイム計算ツール
稼働可能時間と必要生産数からタクトタイムを、実測生産時間と実績生産数から実サイクルタイムを計算します。 実測ペースのまま稼働可能時間を使った場合の概算生産能力、能力差、能力比も確認できます。
この計算は単一ラインまたは単一工程の一次確認です。人員配置、残業、納期回答、投資、ラインバランスの最終判断には使わず、停止、品質ロス、段取り、製品構成を別途確認してください。
タクト・サイクルの入力
稼働可能時間と必要生産数は同じ対象期間でそろえ、実測生産時間と実績生産数は同じ製品・同じライン範囲で入力してください。
計算結果
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タクトタイムとサイクルタイムの違い
タクトタイムは需要から決まる必要ペースです。実サイクルタイムは実測された生産ペースです。 実サイクルタイムがタクトタイムより長い場合、入力条件上は必要数に対して不足が出る可能性があります。
使用式
- タクトタイム = 稼働可能時間 / 必要生産数
- 実サイクルタイム = 実測生産時間 / 実績生産数
- 概算生産能力 = 稼働可能時間 / 実サイクルタイム
- 能力差 = 概算生産能力 - 必要生産数
- 能力比 = 概算生産能力 / 必要生産数
計算例
稼働可能時間450 min、必要生産数900、実測生産時間420 min、実績生産数760の場合、タクトタイムは0.50 min/個、実サイクルタイムは0.55 min/個です。 概算生産能力は814.3 個、能力差は-85.7 個、能力比は90.5 %です。
入力値の注意点
- 稼働可能時間は、休憩や計画停止を除いた現場定義に合わせて入力してください。
- 必要生産数と実績生産数は同じ製品・同じ単位で扱ってください。
- 製品構成、並列ライン、手直し、品質ロス、段取り時間が大きい場合は別途確認してください。
- 能力差だけで人員、納期、投資、改善優先度を決めないでください。
FAQ
- 能力差がマイナスなら残業が必要ですか。
- このページだけでは判断できません。停止、品質ロス、段取り、製品構成、シフト条件を確認してください。
- ボトルネック工程を特定できますか。
- できません。単一の測定ペースを使う概算であり、複数工程のラインバランスは対象外です。
- OEEと一緒に見る理由は何ですか。
- タクト/サイクルの差は不足量を見やすくし、OEEはその差につながる停止、速度、品質ロスを分けて確認しやすくします。
- 途中実績から残り必要ペースを見たい場合はどうしますか。
- 計画数量、実績数量、経過時間、残り時間がある場合は、生産達成率・必要ペース計算で計画対実績を確認してください。