GAS PROPERTY
CO2密度計算
温度と絶対圧から低圧CO2ガスの密度を概算します。CO2換気、ppmvとmg/m³の換算、ガス流量から質量流量へつなぐ前提を一つに整理しています。
このページはZ=1の理想気体近似です。高圧、液化、臨界点付近、超臨界CO2は対象外として計算を停止します。
CALCULATION SCOPE
計算の対象範囲
用途と条件の扱いを確認してから計算すると、物性値の取り違えを減らせます。
- 主な用途
- 低圧CO2ガスの密度を確認し、換気、ppmv↔mg/m³換算、ガス流量・質量流量の前提に使います。
- 推奨・検証条件
- -50〜100 ℃、0 < P ≤ 500 kPa(絶対圧)
- 計算モデル
- Z=1の理想気体式 ρ = PM / (RT)
- 条件外の扱い
- 範囲外は結果を出さずエラーで停止します。高圧、液化、臨界点付近、超臨界CO2はこのページの対象外です。
REFERENCE
初期入力の目安
- 温度
- 20 ℃
- 絶対圧
- 101.325 kPa(abs)
換気・室内濃度・排ガス濃度の単位確認向けです。高圧CO2の物性にはNIST/REFPROPやメーカー資料を確認してください。
CO2密度の計算結果
計算済み条件: 20 ℃ / 293.15 K、101.325 kPa(abs)
1.82953 kg/m³ / 1.82953 g/L・低圧理想気体モードで計算
- モル密度
- 41.5712 mol/m³
- 比体積
- 0.546589 m³/kg
- 1 ppmvあたり
- 1.82953 mg/m³
- 1000 ppmvあたり
- 1829.53 mg/m³
1 ppmv = 1.82953 mg/m³ / 1000 ppmv = 1829.53 mg/m³
理想気体モード: Z = 1。20℃乾き空気の約1.52倍の密度です。
使い分け: CO2換気やppmv↔mg/m³換算では、この温度・圧力条件の密度を使います。流量換算では、同じ絶対圧・温度条件にそろえてください。
-50〜100℃、500 kPa(abs)以下の換気・濃度換算向けに、Z=1の理想気体として計算しています。
計算式と扱う範囲
低圧のCO2ガスを理想気体として扱い、密度を ρ = P M / (R T) で計算します。
ここでPは絶対圧、MはCO2の分子量、Rは気体定数、Tは絶対温度です。
| 項目 | 値・扱い |
|---|---|
| molar_mass | 44.0095 g/mol |
| gas_constant | 8.314462618 J/(mol·K) |
| calculation_model | 理想気体式 rho = P M / (R T)、Z = 1 と仮定 |
| recommended_scope | 対象範囲: -50〜100 ℃、0 < P ≤ 500 kPa(abs) のCO2ガス概算 |
| critical_point_note | CO2の臨界点付近・液化・超臨界条件は対象外 |
| CO2密度 | 1.82953 kg/m³ |
| 1 ppmvあたりの質量濃度 | 1.82953 mg/m³ |
| 圧力 | 101.325 kPa(abs) / 0.101325 MPa(abs) |
FAQ
CO2密度は20℃でいくつですか?
20℃、101.325 kPa(abs)の理想気体近似では約1.83 kg/m³です。 空気より重いため、漏えい・滞留・換気の検討では低所滞留や混合状態も別途確認してください。
ppmvとmg/m³換算にこの密度を使えますか?
はい。低圧の乾きCO2ガスを理想気体として扱う概算では、1 ppmvあたりのmg/m³がCO2密度から確認できます。 実務では測定条件の温度・圧力、乾き/湿りの基準をそろえてください。
高圧CO2やボンベ内の密度にも使えますか?
使わないでください。CO2は臨界点付近や液化条件で密度が急変します。 MPa級、液化、超臨界、ドライアイス条件では、NIST/REFPROPやメーカー資料などの実ガス物性を確認してください。
CO2換気計算とはどう使い分けますか?
CO2換気計算は在室人数や発生量から必要換気量・平衡濃度を求めるページです。 このページは、CO2の密度や濃度換算の前提条件を確認するための物性ページです。