空気 密度・湿度補正

空気密度計算

温度、圧力、相対湿度から、乾き空気密度と湿り空気密度を概算します。 換気量、外気負荷、ダクト圧力損失、レイノルズ数計算で使う空気密度の目安を、kg/m³とg/Lで確認できます。

代表条件の目安

20℃、101.325 kPa、50%RHの空気を既定値にしています。

乾き空気密度
1.20412 kg/m³
1.20412 g/L
湿り空気密度
1.19887 kg/m³
50 %RH

低圧・常温付近の実務概算向けです。高圧、極低温、保証設計では正式な物性データを確認してください。

条件を変えて計算する

%RH

乾き空気は ρ = P/(RdT)、湿り空気は乾き空気分圧と水蒸気分圧を分けて概算します。

計算結果

条件: 20 ℃ / 293.15 K、 101.325 kPa、50 %RH

乾き空気密度
1.20412 kg/m³
1.20412 g/L
湿度を無視した基準値
湿り空気密度
1.19887 kg/m³
1.19887 g/L
RHを反映した概算値
湿度による差
乾き空気として扱うより約0.44%低い密度です。
差: -0.44 %
湿り空気の補助値
7.26069 g/kgDA
水蒸気分圧: 1.16917 kPa
使い分け: ダクト圧損、レイノルズ数、外気量の質量換算では、実際の温度・圧力・湿度に近い密度を使います。 湿度条件が不明な場合は乾き空気密度を基準にし、湿度影響の大きい夏季外気や除湿負荷では湿り空気密度も確認してください。

計算式と扱う範囲

乾き空気密度は理想気体式 ρ = P/(RdT) で計算します。 湿り空気密度は、水蒸気分圧を相対湿度と飽和水蒸気圧から求め、乾き空気分圧と水蒸気分圧を分けて足し合わせます。 HVAC・換気・ダクトの概算に向いたシンプルなモデルです。

項目 値・扱い
dry_air_gas_constant 287.05 J/(kg·K)
water_vapor_gas_constant 461.5 J/(kg·K)
standard_atmosphere 101.325 kPa
vapor_pressure Buck式による飽和水蒸気圧の概算
recommended_range -40〜80 ℃、50〜200 kPa、0〜100 %RH
飽和水蒸気圧 2.33834 kPa
乾き空気分圧 100.156 kPa
水蒸気密度 0.00864204 kg/m³

FAQ

空気密度は20℃でいくつですか?

20℃、101.325 kPaの乾き空気では約1.204 kg/m³です。湿度を考慮すると、水蒸気は乾き空気より軽いため、同じ温度・圧力では密度が少し下がります。

湿度を入れると、なぜ空気密度が下がるのですか?

水蒸気の分子量は乾き空気より小さいため、同じ全圧・温度で水蒸気の割合が増えると混合気体としての密度は下がります。 夏季外気や高湿度の換気・空調計算では、この差が小さくても流量や負荷の見積もりに効くことがあります。

kg/m³ と g/L は同じ数値ですか?

はい。密度では 1 kg/m³ = 1 g/L なので、数値は同じです。配管・ダクト・レイノルズ数では kg/m³ にそろえると扱いやすくなります。

ダクト圧損やRe数にはどの密度を使いますか?

実際のダクト内または流路内の温度・圧力・湿度に近い密度を使ってください。 乾燥空気として概算するなら乾き空気密度、外気や高湿度条件を扱うなら湿り空気密度を使うのが自然です。

高圧空気や圧縮空気にも使えますか?

このページは常温・低圧の換気、空調、ダクト計算向けです。圧縮空気や高圧ガスでは理想気体からのずれや露点条件が効くため、 圧縮空気専用ページや正式な物性データを確認してください。