換気量・換気回数計算

室容積と換気回数から、室内空気を入れ替えるための設計換気量を概算します。 すでに決めた換気量から換気回数や対象室容積を逆算することもでき、工場、倉庫、機械室、居室、空調・換気設備の一次条件整理に使えます。

このページは室容積を基準にした換気回数法の概算用です。人数・床面積・CO2濃度・臭気・粉じん・溶剤・発熱量などから決める必要外気量とは計算の起点が異なります。 法定換気量、局所排気、給排気バランスなどの要求は、別途設計条件と関係基準を確認してください。

STEP 1

計算条件を入力する

設計換気量を概算するのか、決定済みの必要外気量から室容積・換気回数を確認するのかを区別して、条件を入力してください。

吹抜、梁下、設備占有部を設計上除く場合は、有効容積を入力してください。床面積と天井高さから求める場合も、実際に換気対象とする空間を基準にします。

回/h

換気回数は室容積に対する空気の入れ替わり回数です。人数や汚染物質から求める必要外気量、用途別の基準値、法定換気量は自動選定しません。

使用式と設計上の注意

必要換気量: Q = V × N

換気回数: N = Q / V

室容積: V = Q / N

  • Q: 換気量 [m³/h]
  • V: 室容積 [m³]
  • N: 換気回数 [回/h]

この式で得られるQは、室容積を基準にした設計換気量の目安です。人数・用途・CO2濃度・臭気・粉じん・化学物質などから必要外気量を別途算定する場合は、各要求を比較して採用条件を決めてください。 建築基準法、労働安全衛生、消防、危険物、局所排気などの要求は自動判定しません。給排気バランス、ダクト圧損、送風機能力、外気負荷も合わせて確認してください。

よくある質問

換気量と換気回数は何が違いますか?

換気量は1時間あたりに入れ替える空気量で、m³/hやL/sなどで表します。換気回数は、その換気量が換気対象の室容積の何倍に相当するかを表す指標で、回/hで表します。同じ換気量でも室容積が変われば換気回数は変わります。

設計換気量と必要外気量はどう使い分けますか?

設計換気量は室容積と採用した換気回数から整理する風量の目安です。必要外気量は、在室人数、用途、CO2濃度、臭気、粉じん、溶剤などの条件から別途決める風量です。複数の要求がある場合は、適用する基準や設備の役割を確認して採用風量を決めてください。

床面積と天井高さから室容積を計算できますか?

はい。床面積と天井高さから室容積を概算できます。梁や設備スペースを厳密に考える場合は有効容積を別途確認してください。

換気回数の目安を自動選定できますか?

できません。用途別の換気回数や法定換気量は、室用途、在室人数、汚染物質、局所排気の有無、適用する基準により異なります。根拠となる設計基準や関係法規を確認してから入力してください。

CO2濃度から必要換気量を計算できますか?

CO2発生量、在室人数、外気CO2濃度、目標CO2濃度から必要外気量を求める場合は、CO2濃度から必要換気量計算を使ってください。その結果をこのページの換気量に入れると、対象室容積に対する換気回数を確認できます。

この換気量だけで送風機を選定できますか?

できません。送風機選定では、必要外気量に加えて給排気バランス、ダクト圧損、フィルターやコイルの圧力損失、余裕、制御方式を確認します。このページは必要風量の一次整理に使う想定です。

CFMやL/sにも換算できますか?

はい。計算後にm³/h、m³/min、m³/s、L/s、CFMをまとめて確認できます。