Outlet & Inlet Velocity

吹出口・吸込口風速計算

風量、吹出口・吸込口の開口寸法、有効開口率から、開口部を通過する風速を概算します。 目標風速から必要開口面積や寸法目安を逆算し、グリル、ガラリ、吹出口、吸込口の条件整理に使えます。 必要風量、ダクト風速、フィルター・コイルまわりの条件を決めた後、居室側の開口風速を確認してからファン静圧・動力へ戻すと、送風系全体の見落としを減らせます。

注意事項

Scope

このページで扱う範囲

このページでは、外形開口面積に有効開口率を掛けた有効開口面積を使って、開口部の平均通過風速を計算します。 吹出口の到達距離、拡散角、誘引、居住域の気流分布、騒音値を直接計算するページではありません。

実設備では、メーカーの吹出口・吸込口仕様、騒音、圧力損失、ドラフト感、風量バランス、天井高さ、居住域条件も確認してください。 本ページは概算用であり、詳細な空調吹出口・吸込口選定を保証するものではありません。

STEP 1

入力条件

風量、開口形状、有効開口率、目標風速を入力し、開口部の通過風速や必要寸法を確認します。

風量

吹出口・吸込口を通過する風量を入力します。風量を逆算するモードではこの欄は使いません。

開口形状・寸法

外形の開口寸法を入力します。必要開口面積を逆算するモードでは、寸法案は幅/高さ比から求めます。

有効開口率・目標風速

有効開口率と目標風速の範囲を入力します。風速判定は入力した下限・上限との比較です。

%
m/s
m/s
m/s

有効開口率は、ルーバー、グリル、パンチング、ガラリなどで空気が実際に通過できる割合の目安です。 不明な場合はメーカー資料や製品仕様を確認してください。

Formula

使用式

開口寸法から風速を求める場合:

Aeff = A × φ, v = Q / Aeff

目標風速から必要開口面積を求める場合:

A = Q / (v × φ)

開口寸法と目標風速から風量を求める場合:

Q = A × φ × v

Notes

注意事項

  • 有効開口率は製品形状により大きく変わります。外形寸法だけで判断せず、メーカー仕様の有効開口面積を確認してください。
  • 吹出口では、風速だけでなく到達距離、拡散、気流感、騒音、結露、ショートサーキットも確認してください。
  • 吸込口では、吸込騒音、圧力損失、フィルターやガラリの抵抗、清掃性も確認してください。
  • このページは平均風速の概算用であり、吹出口選定、気流解析、騒音計算を代替するものではありません。

FAQ

有効開口面積基準の風速と外形開口面積基準の面風速は何が違いますか?

有効開口面積基準の風速は、実際に空気が通る開口部分を基準にした風速です。外形開口面積基準の面風速は、製品の外形寸法から見た平均値です。

有効開口率は何%を入力すればよいですか?

グリル、ガラリ、パンチング、ルーバーの形状により変わります。製品仕様の有効開口面積や自由面積率が分かる場合は、その値を使ってください。

この計算で騒音や到達距離も分かりますか?

分かりません。騒音、到達距離、拡散角、誘引、居住域の気流分布は、吹出口の種類やメーカー仕様に依存します。

吹出口・吸込口の風速はいつ確認しますか?

必要風量とダクト寸法を決めた後、室内側の開口で風速が高すぎないかを確認します。風速が高い場合は、騒音、ドラフト感、圧力損失が増えるため、開口面積や有効開口率、台数分割を見直してください。

ダクト風速計算とはどう使い分けますか?

ダクト風速計算はダクト内部の断面風速確認に使います。このページは吹出口・吸込口・ガラリなど、開口部の風速確認に使います。