窒素 N2 粘度・粘性係数

窒素の粘度・粘性係数計算

窒素ガスの粘度を、温度条件から概算するページです。30℃・1 atmの代表値をすぐ確認しつつ、 レイノルズ数や配管圧力損失に使いやすいように、Pa·s、mPa·s、cP、動粘度、密度もまとめて表示します。

すぐ使える代表値

30℃、1 atm付近で窒素ガスを扱うときの目安です。

粘度 μ
18.034911 μPa·s
0.018034911 mPa·s = cP
密度 ρ
1.1263091 kg/m³
30 ℃, 1 atm

出典: NIST Chemistry WebBook / Nitrogen fluid properties。正式な設計・保証値には、使用条件に合う最新の物性データを確認してください。

条件を変えて概算する

検証範囲内では実在気体EOSと粘度相関で計算し、範囲外では低圧近似に切り替えます。

計算結果

条件: 30.00 ℃ / 303.15 K、 1 atm(101325 Pa)

粘度 μ
18.034911 μPa·s
0.01803491 mPa·s = 0.01803491 cP
1.8034911e-05 Pa·s
密度 ρ
1.12631 kg/m³
高精度(実在気体)で計算
動粘度 ν
16.012400 cSt
1.60124e-05 m²/s
計算モード
高精度(実在気体)
Z = 0.999843
NIST/REFPROP・CoolProp相当の窒素EOSと粘度相関
30℃・1 atmでの推算値とNIST確認値の差: このページの計算値は -0.00 % 程度です。 代表値確認と、温度・圧力を変えたときの目安用途に向いています。

計算式と定数

検証範囲内では、窒素のHelmholtz型EOSで密度を求め、衝突積分による希薄気体粘度と modified Batschinski-Hildebrand型の高密度補正を足し合わせて粘度を計算します。 範囲外では低圧近似に切り替え、結果欄に計算モードを表示します。

項目
molecular_weight 28.01348 g/mol
critical_temperature 126.192 K
critical_pressure 3.3958 MPa
critical_molar_density 11183.901 mol/m³
transport_correlation Lemmon-IJT-2004
sigma_eta 3.656 Å
epsilon_over_k 98.94 K
validated_range 250-500 K, 0.1-20.2 MPa

推算に使う主な定数を上表に示しています。ページ上のNIST代表値は、出典確認済みの比較用値として扱っています。

使うときの注意

  • mPa·s と cP は粘度では同じ数値です。例: 0.018 mPa·s = 0.018 cP。
  • 配管圧力損失やレイノルズ数では、粘度を Pa·s、密度を kg/m³、管内径を m にそろえるとミスが減ります。
  • 高圧窒素でも検証範囲内は実在気体計算を使います。極低温、臨界点付近、混合ガス、検証範囲外では正式な物性データベースを確認してください。
  • 保証設計・法規・安全に関わる判断では、この概算だけで最終判断しないでください。

FAQ

窒素の粘度は30℃でいくつですか?

30℃、1 atm付近では、NIST確認値として 18.034911 μPa·s(0.018034911 mPa·s、0.018034911 cP)が目安になります。

mPa·s と cP は同じですか?

粘度では同じ数値として扱えます。1 mPa·s = 1 cP です。SI単位にそろえる場合は 1 mPa·s = 0.001 Pa·s とします。

圧力を変えると粘度も変わりますか?

はい。高圧では密度上昇により粘度も大きくなります。このページでは、検証範囲内であれば実在気体EOSと高密度補正を使って粘度・密度・動粘度を計算します。

レイノルズ数にはどの値を入れればよいですか?

密度と粘度で計算する場合は、密度 kg/m³ と粘度 Pa·s を使います。動粘度で計算する場合は m²/s または cSt を単位換算して使ってください。