ボイラー燃料費・省エネ効果計算
ボイラーの燃料消費量、燃料単価、運転時間から燃料費を概算します。 燃料削減率やボイラー効率改善前後から、燃料使用量の削減量と費用削減見込み額も確認できます。
このページで扱う範囲
このページは、既に分かっている燃料消費量をもとに燃料費や削減見込み額を概算するページです。 燃料消費量そのものを求めたい場合は、先にボイラー燃料消費量計算で蒸気発生量、比エンタルピー差、燃料発熱量、効率を整理してください。
燃料単価は契約、時期、地域、燃料種により変わります。 ここでは税金、基本料金、デマンド、排出係数、補機電力、保守費、設備投資額は含めません。 投資判断では実績データ、契約単価、運転条件、計測期間を別途確認してください。
計算結果
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結果の読み方
- 現状の燃料費と改善後の燃料費は、入力した燃料使用量、運転時間、燃料単価から求めた運転費の概算です。
- 削減見込み額は、同じ生産量・同じ運転条件で比較する前提です。負荷や稼働時間が同時に変わる場合は、条件をそろえて確認してください。
- 投資判断では、実際の請求書、燃料発熱量、ボイラー効率、運転ログ、保守費や停止影響も合わせて確認してください。
使用式
燃料費を求める場合:
Cost = F × t × Price
削減率から削減見込み額を求める場合:
Savings = F × reduction_rate × t × Price
効率改善から削減見込み額を求める場合:
F_after = F_before × η_before / η_after
- F: 燃料消費量 [kg/h, t/h, Nm3/h]
- t: 対象期間の運転時間 [h]
- Price: 燃料単価 [円/kg, 円/t, 円/Nm3]
- η_before, η_after: 改善前後のボイラー効率 [%]
入力で迷いやすい点
- 月額を見たい場合は、その月の運転時間を入力します。年額を見たい場合は年間運転時間を入力します。
- 燃料単価は従量単価だけで概算します。基本料金や契約条件を含める場合は別途整理してください。
- 効率改善モードでは、同じ蒸気発生量や同じ有効熱量を維持する前提で、燃料消費量が効率に反比例するとして概算します。
- 燃料削減率は、保温改善、空気比調整、ドレン回収、排熱回収などの効果をまとめた概算値として扱います。
FAQ
燃料単価には税込みと税抜きのどちらを使いますか?
比較したい基準に合わせてください。社内の費用見積もりなら実際の請求や管理基準に近い単価、技術比較なら同じ条件の単価でそろえることが大切です。
円/t と円/kgはどう使い分けますか?
液体燃料や固体燃料を質量で管理している場合は、kgまたはt基準でそろえます。円/tを入力すると、内部では円/kgに換算して計算します。
Nm3/hの燃料にも使えますか?
使えます。都市ガスなどの気体燃料では、燃料消費量をNm3/h、燃料単価を円/Nm3でそろえて入力してください。
効率改善モードは何を仮定していますか?
同じ蒸気発生量や同じ有効熱量を維持し、必要燃料量がボイラー効率に反比例すると仮定しています。負荷率や発停回数が大きく変わる場合は、実測値で補正してください。
投資回収年数も計算できますか?
このページでは燃料費の削減見込み額までを対象にしています。投資額を年間削減見込み額で割ると単純回収年数を概算できますが、補助金、保守費、稼働率、燃料単価変動も別途確認してください。