バルブCv/Kv計算(液体用)
単相液体・ニュートン流体のバルブについて、流量 Q、バルブ差圧 ΔP、比重 SG から Cv/Kv を簡易的に概算します。 既知の Cv または Kv から流量やバルブ差圧を逆算することもできます。
Cv は US gpm・psi 基準、Kv は m3/h・bar 基準の流量係数です。 このページは液体の簡易計算で、ガス/蒸気、キャビテーション、フラッシング、チョーク流、粘度補正、弁開度特性、メーカー選定は扱いません。
計算結果
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使用式と前提
Kv = Q_m3h * sqrt(SG / ΔP_bar)
Cv = Q_gpm * sqrt(SG / ΔP_psi)
Q_m3h = Kv * sqrt(ΔP_bar / SG)
ΔP_bar = SG * (Q_m3h / Kv)^2
- Cv = Kv * 1.156099228、Kv = Cv * 0.864977655 として換算します。
- 1 m3/h = 4.402867539 US gpm、1 bar = 14.503773773 psi として換算します。
- 差圧 ΔP はバルブ単体の圧力損失として扱います。配管全体の圧力損失とは分けて確認してください。
注意事項
- この計算は単相液体・ニュートン流体・非キャビテーション・非フラッシング・非チョークの簡易概算です。
- ガス、蒸気、二相流、スラリー、高粘度液、液温や密度が大きく変わる条件にはそのまま使わないでください。
- 実機選定では、弁形式、開度、レンジアビリティ、騒音、キャビテーション係数、許容差圧、材質、メーカー仕様を確認してください。
- この結果だけでバルブサイズや型式を確定せず、最終選定はメーカー資料や設計基準で確認してください。
FAQ
CvとKvの違いは何ですか?
CvはUS gpmとpsiを基準にした流量係数、Kvはm3/hとbarを基準にした流量係数です。どちらもバルブに水相当の液体を流すときの流れやすさを表す係数ですが、単位系が異なります。
配管圧力損失計算とは何が違いますか?
このページのΔPはバルブ単体の差圧です。直管、継手、配管長さによる損失は配管圧力損失として別に計算し、ポンプ揚程や系全体の圧力バランスに合算してください。
ポンプ動力計算にはどうつなげますか?
バルブ差圧を含めた区間全体の圧力損失と流量が分かれば、ポンプ動力計算で必要動力の概算に使えます。ただし実機ではポンプ効率、NPSH、運転点も確認してください。
実機選定で確認することは何ですか?
メーカーのCv/Kv特性、開度範囲、キャビテーションやフラッシングの有無、粘度補正、騒音、材質、接続規格、許容差圧を確認してください。