滞留時間計算
容器や槽の有効容積 V、体積流量 Q、滞留時間 t の関係を計算できます。 「滞留時間」「必要体積」「必要流量」の3方向に対応しており、反応槽、混合槽、貯槽、配管系の条件確認に使えます。
計算内部では、体積を m3、流量を m3/s、時間を s に換算して計算します。
計算結果
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使用式
滞留時間、体積、流量は以下の関係で計算します。
t = V / Q
V = Q × t
Q = V / t
- t: 滞留時間 [s]
- V: 有効容積 [m3]
- Q: 体積流量 [m3/s]
注意書き
この計算は、有効容積を流量で割る理論的な平均滞留時間です。実際の装置では、有効容積、デッドスペース、混合状態、短絡流(ショートパス)、液面変動によって理論値とずれることがあります。
槽の全容積ではなく、実際に流体が滞留する有効容積を使うと条件確認に近づきます。固液混合、気液接触、反応を伴う系では、必要に応じて実測値や設計基準も確認してください。
流量や液面が時間変動する場合、このページの結果は一定条件での目安です。運転範囲の上限・下限でも確認することをおすすめします。
よくある質問
滞留時間は何を表しますか?
有効容積を体積流量で割った平均滞留時間です。槽や装置の中に流体がどの程度とどまるかを概算するときに使います。
体積 V には槽の全容積を入れればよいですか?
基本的には、実際に流体が流れて滞留する有効容積を入力します。デッドスペースや液面高さの変動がある場合、全容積と有効容積が異なることがあります。
流量が0の場合も計算できますか?
体積計算では、流量0かつ時間入力により体積0として扱えます。滞留時間計算では流量で割るため、流量 Q は0より大きい値が必要です。
計算結果は実測の滞留時間と一致しますか?
完全混合や押出し流れ(プラグフロー)の仮定、短絡流(ショートパス)、デッドスペース、液面変動などで実測値とずれることがあります。重要な設計では滞留時間分布や実測データも確認してください。